【週末のひとりごと】2020年の振り返り&2021年の抱負

なんと、もう4月・・・!
毎年恒例の振り返り&新年の抱負を4月1日のタイミングで振り返りつつ書き残します◎

2020年に掲げていた抱負

2020年に掲げた抱負は2つ。

●新しい挑戦で、新たな枝を増やす
●周囲の期待ではなく、自分のために選択する。

今振り返って、まさにそんな1年だったなと思える。
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●新しい挑戦で、キャリアの枝を増やす

今までは「人材領域での営業」という1つの柱を育ててきた。2020年は新しい枝を増やして、30代の新しいキャリアの掛け合わせを楽しみたい。

こう強く思ったのは中国での生活が大きい。新しい環境に行ったとしても、今までの自分を無力化せずに「自分らしさがそのまま価値になる仕事」を続けたいと思った。中国では会社からの「海外赴任」。仕事もあって、頼りにしてくれる人もいる。だからやってこれた。

「仕事(誰かのために自分が価値を生み出せるコト)」がある大切さ。自分には、それが必要なのだ、ということも実感した中国生活。

これからは自分でそれを作らなきゃいけないと考えた時に、語学力の有無によって左右される今の柱だけではなく新しい武器を手に入れたいと思った。そしてそれが、この5つを満たしていることが私には重要で。

1. 歳を重ねることが価値になる
2. 世界中どこでもできる
3. ひとりで出来る
4. コミュニケーションを伴う
5. 自分らしさを生かすことができる

ここまで色々働いて挑戦してわかった、自分に大事なこと。この5つを軸に、新しい枝を作っていきたいと思った。

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●周囲の期待ではなく、自分のための選択

当時書き記していたのは「いい意味での決別。肩の力を抜くことでもあるし、自分で決めた道に全力になることでもある」という言葉。2020年は、いい意味で周囲の期待だけに拘らず、自分の決めた、自分のためになる事に注力したい。そう決めて迎えた1年だった。
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2020年に学んだこと

2020年を一言で言うと・・・「激動」・・!自分で決めた「変化」や入院による「強制変化」など色々な要素が合わさって最終的にポジティブな変化の多い1年になった。

そんな2020年で学んだことは大きく4つ。

●人はひとりでは生きていけない
●頑張らなくても死なない
●すべての事に意味がある
●自分らしいキャリアの掛け合わせ
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●人はひとりでは生きていけない
●頑張らなくても死なない

これは入院をした時に思った事。あまりに慢性的に体が痛すぎて、「こんなに痛いのが続くなら早く楽になりたい。。」と思った。その時に、案外自分は自分の人生を簡単に諦められるタイプなんだなと悟った。けれどもストッパーになったのは「自分が諦めたら悲しむ人がいる」ということ。それは家族や友人の存在で。

それ以来、いい意味で「ひとりで生きていく自信」を持っていない。そう思えるし言えるようになったのはポジティブな変化だなと思う。それまで「ひとりで出来るもん」が拠り所だったし、それが原因で何度も負のループに陥ったからw

この経験で、なんかもう「生きてるだけですごい」「持ちつ持たれつ生きていく」「健康じゃないと何も意味がない」「自分に必要なものは非常にシンプル」という事がベースになった。いろいろ頑張り過ぎない様にもなったし、頑張らなくても死なないなって思えた。
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●すべての事に意味がある

入院が決まった時に上司から言われた言葉。「仕事のことは一切気にしないで。きっと神様が休めと言っているんだよ。その意味は、ずっと後になって分かる日が来る。」今思えば、本当にその通りだなと感じる。入院中に気づけた学びもそうだし、入院中に始めたことも多い。

マイフィンランドルーティン100を描き始めたり、週末北欧部ショップを作ったり、田舎のカフェ巡りにハマったり、海外のペンパルを作ったり。

仕事でもそうだ。入院前は働く社員のためのキャリアパスを設計するプロジェクトを任せて頂いた。しかし2ヶ月休んでの復職後、プロジェクトも道半ばで採用部門へ人事異動。でも結果的に「入社後活躍」と「採用」を繋げる採用戦略を立てることができて、経営統括室のMVPに選んで頂ける取り組みに繋がった。

自分で決めた変化も、自分ではどうにもならない予期せぬ変化も。すべてに意味があるし、そう思える1年になって、本当に良かった。
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●自分らしいキャリアの掛け合わせ

2020年は「エッセイまんがを描く」ことが“仕事”になり、4月から「海外こじらせキャリア百景」の連載がはじまった。

入院中、まだ点滴を多数つけつつ尿管にも管が入っている状態で病院のラウンジから連載まんがを執筆したことがあるw そしてその時「こんな状態でもできる仕事って素晴らしい・・」と感動した。とはいえ、それで生きていけるなんて当時の私は思っていなかった。

けれど入院中に「100個描こう」と決めたマイフィンランドルーティン100だったり、ペンパルからの「難しい道だけど、努力する価値があると思う」という言葉や、フィンランド人の友人からの「ダブルワークにしたらいいじゃん」という何気ない言葉の積み重ねによって、実はこれも「新しい枝」なのかもしれないと気づいた。

人材業界の営業/人事だけでなく、寿司職人だけでもなく、作家だけでもなく。それら全ての掛け合わせで、ようやく自分らしいキャリアの在り方が見えてきた気がする。

※BSCシート:バランスよく目標設定とプロセスを決められるフレームワーク
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2021年の抱負

そんな2020年の学びを経て、2021年の目標は

●枝を伸ばす
●GAPを無くす
●関係を大事にする

この3つにしたい。
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●枝を伸ばす

2020年に生えてくれた枝を、伸ばす1年にしたい。新たに生やすのではなく、今ある枝にフォーカスする1年にする。

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●GAPを無くす

できるフリも、できないフリも、疲れるのだと知った2020年。親友が言った一言でハッとした。「本当の自分と、周囲から見る自分にGAPがない方が楽なんだよね」

そうか・・楽なのか・・。そのシンプルな言葉が刺さった。。たしかにGAPがあると自分の外側と内側に隙間ができて振ったらカラカラと乾いた音が聞こえる。

なので、そういう状態を作らない。なんか出来なくても「これが自分の現在地!」と認めて取り組めばいいし、それが今の自分の実力値なんだから「仕方ないな!」と割り切るのも大事。

その場の正解が分かってしまっても、それが自分に無理を強いることならば「応えない」ことも最終的には大事。そう思えるようになってきた。

とはいえ空気読んで生きてきた分、応えずにスルーしている場の方が気まずい・・・と心地悪さを感じるケースもある。(ひとりで静かに飲みたい時に、居酒屋で居合わせた常連さんに声かけられた時の対応とか・・・笑)どう付き合っていけばいいのか、実験しながら過ごす1年にしたいw
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●関係を大事にする

これは入院中に思ったことと繋がっている。結局ひとりでは生きていけない。大事にしたい関係を日頃から大事にしよう。そして、たとえ終わる関係があったとしても「長い旅路のどこかで いつかまた会える」・・そんな可能性を残せる終わりにしたい。

そんな3つの目標を胸に、1年後には「2021年も良い1年だったな〜」と言えるように過ごしたいと思います(*^^*)

皆様も素敵な1年を!
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chika
About chika
フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。

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