【週末の独り言】過去の成功体験を切り売りして生きたくない

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信頼貯金だけでも生きていける

そろそろ2018年を振り返りながら、今年感じた新しい感覚をどんどん書き起こしていこうと思います◎ 今回は昨日のブログに書いた過去の成功体験にまつわる話。人間まじめに生きていれば成功体験も増えてくると思うのですが、その成功体験インパクトが強ければ強いほど 過去の信頼貯金で生きていける時間が長くなるなぁと感じます。それは周囲からの信頼や、仕事への期待/機会、人柄への肯定など様々。

けれどもそれは時間が経てばいつかは果ててしまうもの。きっと果てた瞬間から動き出しても、その時間が長ければ長いほどもう動くこともできない程に後退してしまうと思う。そんな危機感を持つ人は、過去の信頼貯金を切り崩すだけの生き方を選択していないなと、実際に素敵な先輩たちが挑戦の道を選択する姿を見て感じる1年でもありました。

もちろん例え今がうまくいっていなかったとしても、変わらず期待し続けてもらった事で救われたことも沢山あって感謝しかない。でも自らそれを「消費しにいく」ことには尋常じゃない罪悪感・違和感を感じた。特に過去の成功体験を反芻してプレゼンする機会を迎えた前週あたりは酷かった。笑 過去の残高を切り崩すだけの生き方って本当に面白くないし苦しい・・と気づかされる1年でした。
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いつも過去ギネスを更新していたい

その気持ちの根底にあるのが「現状維持=死」と捉える自分の考え方だと思う。いつだって過去ギネスを更新しながら生きて生きたい。それは定量的な実績でもいいし、定性的に今まで挑戦したことのない新しい道へ歩むことでもいい。とにかく過去と同じことをし続けたり、ましてや過去の成功体験にしがみついて生きていくなんて絶対に出来ない。
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過去の成功体験を切り売りして生きたくない

だから結局私は挑戦し続けるという生き方しか出来ないのだと思う。つくづく生きるの下手だなぁって我ながら思う。笑 何食わぬ顔をして生きていくこともできるのだろうけれど、自分の気持ちとのギャップが大きくなると本当にしんどい。そういえばこの時期がリアルタイムにその時期だった。

正直、弱みも悩みもアウトプットしない方が最短ルートで「場所」には行けるかもしれない。でも、それは自分にとって意味が一切なくて。自分で自分を認められる、本当に手応えのある自信でないとほんとに何の意味もない。自分の「今」に集中しよう。それらしいゴールよりも、よっぽど必要なことだと思う。 -2018年4月1日

語れる仕事の強さ

一方で、そこまで周囲から期待し求められた「成功体験のアウトプット」の影響力や強さにも気づかされた1年だった。自分の中では時間が流れているし「すでに過去の仕事」という認識になっていくけれど、これだけ求められ、”語れる”仕事ができた事を誇りにしようと思えるようにもなった。逆にいうと 自分にも、誰かにも、組織にも語れる仕事しか残っていかない。だから「なぜ挑戦するのか」「なにが課題なのか」「自分らなではの強みでどう乗り越えていくのか」という思考を1つ1つの仕事に対して込めていかないと結局何も残らないと思う。
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挑戦し続けるしかない

成功体験を残したいのか消したいのかどっちなんだ!という流れになっていますが、結局は常に挑戦し続けたいということ。過去の成功体験を切り崩して進むのではなく、過去の成功体験を土台に上書き保存しながら進むという道を大事にしていきたい。それが自分には合っているし、過去に出来たことを健全な自信にしながら進んでいける方法なんだと思います。
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chika
About chika
フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。

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