週末北欧部

いつか１人外国で躓いた時に
自分で読み返すために、
忘れたくない出来事の備忘録ですw
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前回のつづき…

とにかく前に進もう！と決めたものの
「ああ、私このまま何となく終わるのかな」
なんて弱気になっていました。

”自分なり”のやり方で試行錯誤するも、
本当にこのままで良いのか…
でも何を変えたら良いのだろう…
そんな思いがぐるぐる回って、
自分では分からなくなっていました。

そんなモヤモヤを抱えていると、
深夜のオフィスで大好きな先輩が
「こんな時間までどうしたの？」と
声をかけてくれました。

かくかくしかじか、
今のままではいけないと思い
週末前にどうにか変化を起こそうと
取り組んでいる事を話しました。

すると先輩から
「君の素晴らしいところは
真っ直ぐ顧客に向き合い続ける事。

お客さんにも、周りの先輩達にも
いかに君が真摯に顧客に向き合おうと
思っているかを伝えて、
いろんな人から意見をもらって
正しい課題設定をしよう。」

「苦しい時ほど、
視座をあげる努力をすること。
ひとつ上の視点で自分を客観視して、
何をすべきか考えよう。」
とアドバイスを頂きました。

そこから、すぐに多方面の方に
アポイントを取って時間をもらって、
お客様にも相談をしました。

すると、
自分では想像出来なかった成功事例、
現在何が課題なのかの新しい着眼点、
新しい協力者の出現、
苦手分野からの分析など
次から次へと情報が集まりました。

今まで、自分ひとりで
「きっとこうだ！やってみよう。」
「出来る事を全てやってみたけど
ここが私の限界なのかな…」
と堂々巡りで、何をすれば良いのか
立ち止まってしまう様な感覚でした。

でもこうして自分が「お客様のために
もっと◎◎にしたいんです。」と
想いを伝えると、皆が力を貸してくれる。

そして知り得た、新しい挑戦方法に
「もっと出来ることがあるんだ！！」と
一気に視界が開けた気がしました。

既存のやり方の中でもがくのでなく、
最速で出来る最短ルートを考えること。
自分で考えて無理だったら誰かに聞く事。
そして、それをすぐやる事。

やっぱり自分は進み続けていないと
ダメになってしまうという事と、
進み続ける為には「何をするか」を
決めないとダメなんだと実感しました。

”行き詰まった時には、
真摯に想いを伝え、誰かに聞いて
その目標を目の前に置いてみる。”

今回の一連の出来事で、
今まで普通に出来ると思っていた
この当たり前の事が、いつの間にか
出来なくなっていると気づきました。

部署を異動して３ヶ月。
きっと今までの自分を過信していて、
今までの成功事例を使って
自力でなんとかしようとしてた
自分がいたのだなと思います。

そんな「今までのやり方」の枠を超えて
ようやくこの一件で、考え方がガラリと
変わって行く手応えを感じています。

前の部署を卒業する時に、
役員の方に掛けられた言葉。
「ゼロからのスタートだと思ってやった方がいいよ」

きっと、こういう事だったんだろうなと
今回の一件で身を以て理解出来ました。

そんな大事なことに気づかせてくれた
最初に声をかけて下さった先輩に
報告と御礼の連絡をしたところ、
下記メールを頂きました。

「なにもやってへんわ！笑
自分の強みを忘れかけてたから指摘しただけ。
こうやって皆が力を率先して
貸してくれるのも、普段のスタンスを
知ってるからだから、自信もちな。

１個お願い。
自分もこんな感じで、
メンバーに気付きと
機会を与えられる人になって欲しい。
こういう繫がりの連鎖が
会社を面白くするからね。」

さりげない言葉で、
何度も救われている私。
小さなことでも出来る事を
次は誰かに返していこう。

ファイト！！