【かもめ食堂プロジェクトVOL.28】致命的になりうる「弱み」に向き合う時が来た

今日はとてつもなく疲れました…
正直いまは力も入らない位なのですが
自分の苦手なことと向き合うと決めたので
今の気持ちをリアルなうちに書き留めます。

※最近の記事は予約投稿なので厳密には今日ではないのですが…

<注意>
すっごく長い上に本当にまとまりないです。。

この会社で働く理由

現在人材業界でコンサルタントとして働いており、
iPhoneの待ち受けに
自社のロゴを設定するくらい
会社が大好きなのですが、
社風が一風変わっていて。

「自分はどうしたい?」
「WILL(自分が実現したい未来)は何?」
という話を事あるごとに会話します。

仕事(クライアント)はもちろんど真ん中にありつつも、
その上位には「自己実現(WILL)」を置き、
そのために必要な要素を分解し、仕事を通じて
時に強みを伸ばし、時に弱みを鍛えながら
仕事をする、という考え方の中で働いています。

そして私が掲げているWILLのトップは
数年変わらず「一人でも多くの人が
自分らしさに自信を持っている」状態。

そのトップに次いで、
フィンランドでの開業 も
上司に開示して能力開発を行っています。

普通は会社を卒業する前提で仕事を行い、
上司もその成長を支援するって
なかなか無いことだと思うのですが、
私の働いている会社では
30代で会社を卒業して独立する人も多く
起業家精神を以て応援してくれる社風です。

致命的な弱み

今の仕事は私にすごく合っていて、
自分らしく仕事をすることが
確実な成果に繋がる経験を通して
自分の大きな自信になっています。

自分自身は「強みを伸ばしていきたい」
「弱みがあったとしても強みで凌駕する」
という方向が好きで、突っ走ってきたのですが…

昨年の末から、後輩の成長を支援する立場となり
「致命的な弱み」に向き合わざるを得ない
気づきを得るタイミングが来ました。

ストレングスファインダーの示す通り
私は自分の感覚・直感の良さを信じ
多くのアイディアをすぐ行動に移し、
ダメなら即軌道修正して
成功するまで最短でPDCAを回す…
という事を得意としていて・・

・・しかしですね・・・
あまりに今まで「直感的」すぎたので
後輩ができた途端「指導できない」ことに気づいたんです。
あまりにノーロジックだったんです。
正解は分かっても、なぜそうなのか伝わらない。

かもめ食堂プロジェクトの危機

まずは行動、百聞は一見にしかず。
そんな自分のスタンスも好きだし、
だからこそフィンランドでの開業も
本気で出来ると信じきっている強さにも
繋がっていると思うのですが…

いやいやいや。
なんか危険じゃないか。

もっと確実性の高い打ち手を
明確な理由を持って講じられる力を
今のうちにつけないといけないのでは無いか。

後輩のために確かな道を示し伝えるだけでなく、
自分の未来のためにも「苦手」に今強く向き合わなければ。

足を引っ張る弱みは引き上げる

強みばかりにフォーカスしがちな私ですが、
尊敬する先輩と話した時に教わった事。

その先輩は人の持ち味・強みに注目しながら
成長支援ができる素敵な方なのですが。

「前の会社で初めてマネジメントをすることになった時
メンバーの弱みばかりにフォーカスして、
できない事を責めてしまうスタイルだった。
するとメンバーのコンディションも悪くなり、
次第にグループも上手くいかなくなってしまって。

そこから、一切の弱みを見ずに
相手の良いところ(強み)だけを見ることにしたの。
そして、その強みをさらに伸ばしてあげること。」

「弱みは、それが水たまり程度ならば大丈夫。
でも、それが深いものであれば 落ちないようにしなければならない。
それくらいその人の”足を引っ張るほど”のときには
引き上げてあげる、というスタンスでいるよ」

昨年末からの自分の空回り感に直面し、
組織を自ら作るとなった場合には
自分の弱みは致命的になる、と
(ようやく)確信したのでした。

ほんとに辛い

ここまですごく長かったですが、
今日私が疲れている理由は
自分の苦手に向き合うべく
3ヶ月の「鬼研修」に参加しはじめた為で…

1ヶ月に1回東京に行き、
日々の仕事と接続して
what-where-why-how構造で
物事を論理的・定量的に捉えた上で
筋の良い課題解決の打ち手を導く、というもの。

その第二回の課題提出が今日だったのですが
もう取り掛かるのも辛すぎて、
見るべき(っぽい)データも大量にあって
今までならば「この打ち手が良さそう」で終わっていたものを
ゴール設定から要因分析から定量証明まで
苦手のオンパレードで創り込まなければならず
本気でオフィスで泣きそうになりました

こんなに辛いんだ。
大嫌いだった学生時代の科目を思い出す。
すごい訓練感。

…という感情と同時に、
いかに自分が今まで苦手から目を背け続けてきたのか
についても強く実感する時間になりました。

でも「苦手だからできない」と諦めたくない。
かの尊敬するゴットマザーも言っていた言葉…
「自分は才能がないからできない、のではなく
今まで訓練していなかったから出来ないだけ」。

その道を極めるレベルには達しなくとも、
日々訓練を重ね続ければ
少し出来るくらいまでには引き上げられる!
と信じて頑張りたい。

今日の打開策

取り組む前の重たすぎる気持ちを抱え、
そもそもゴール設定となる定量面で
わからないデータがあったので
親しい先輩に声をかけました。

パワフルな先輩も、過去に同じゴールを掲げ
失敗もした経験があると聞いて
「私もここで踏ん張ろう」と思えたことと

ちょうど上記の会話を聞いておられた
凄腕のマネージャーさんにも
実際にどうやって高い山を登ったのか?
という話を聞くことができ
一気に視界が開けた感覚になりました。

また得意領域を使ってしまった気はするものの…
煮詰まった時には先人の話を聞き、
自分なりにアレンジして考えを進めることで
一歩でも前に進めることも改めて実感したのでした。

・・・そこから延々と考えながら書き進めたものの
結局当日中に終えることができず・・・。

講師の方いはく「これは訓練しかないよ
とのことだったので、辛いけど向き合う3ヶ月にしたいと思います。

長々とごめんなさい。。!
何もまとまらないw

また余裕が出て来たら日々学んだ
思考の順序についても書き留めたいと思います。

chika

フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。