出会って10年になる友人とフィンランドで再会した。
ポツポツと近況報告をしながら、湖を一周する。
私たちはそんなに難しい話はしない。
きっとお互いに知らないことも多いけれど、
それでも会うたびに「変わらないね」「変わったね」なんて
お互いの近況を報告しながら、気づけば湖を一周している。
ドライブに行くと、友人の横顔がよく見える。
いつの間にかうっすらほうれい線もできているし、
話題の中心が健康についてになる時もある。
あっという間にお互い30代だねと言いながら、
なんだかその時間の積み重ねが嬉しくて。
こんな遠い北の国に、
20代の頃から自分を知っている人がいて
ゆっくりと一緒に歳をとっていることが嬉しい。
つかずはなれず踏み込まず。
そんな距離感だから、ここまで来れたのだろうし
きっとこれからも続いていくんだろう。
存在だけで心が温かくなる、
そんな存在が心強いのだった。
長い長いフィンランドとの付き合いを思い出しながら
ああ、今でも思い出して気持ちが温まるなあ・・とか
ああ、今でもあの時の会話が私の中に染み込んでいるなあ・・とか
ああ、こういうところ凄くフィンランドっぽいなあ・・とか
ああ、あの時の出来事おもしろかったなあ・・とか
そんな心に残っている思い出を、コーヒー片手に書き出してみると
あっという間に50個になってしまったので
それをイラストに書き起こしたいな・・と始まった企画です。
コーヒー1杯飲む間に50個の思い出が駆け巡ったので(早いw)
50で終わらないかもしれませんが
心の中に残っている大事な記憶を
みなさんとシェアできたら嬉しいなと思います。
週末北欧部ショップ
フィンランド・ヘルシンキにまつわるマニアックなものを作っています。
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