私とフィンランド 6/50 フィンランド人との友情


出会って10年になる友人とフィンランドで再会した。
ポツポツと近況報告をしながら、湖を一周する。

私たちはそんなに難しい話はしない。
きっとお互いに知らないことも多いけれど、
それでも会うたびに「変わらないね」「変わったね」なんて
お互いの近況を報告しながら、気づけば湖を一周している。

ドライブに行くと、友人の横顔がよく見える。
いつの間にかうっすらほうれい線もできているし、
話題の中心が健康についてになる時もある。
あっという間にお互い30代だねと言いながら、
なんだかその時間の積み重ねが嬉しくて。

こんな遠い北の国に、
20代の頃から自分を知っている人がいて
ゆっくりと一緒に歳をとっていることが嬉しい。

つかずはなれず踏み込まず。
そんな距離感だから、ここまで来れたのだろうし
きっとこれからも続いていくんだろう。
存在だけで心が温かくなる、
そんな存在が心強いのだった。

私とフィンランド50とは

長い長いフィンランドとの付き合いを思い出しながら

ああ、今でも思い出して気持ちが温まるなあ・・とか
ああ、今でもあの時の会話が私の中に染み込んでいるなあ・・とか
ああ、こういうところ凄くフィンランドっぽいなあ・・とか
ああ、あの時の出来事おもしろかったなあ・・とか

そんな心に残っている思い出を、コーヒー片手に書き出してみると
あっという間に50個になってしまったので
それをイラストに書き起こしたいな・・と始まった企画です。

コーヒー1杯飲む間に50個の思い出が駆け巡ったので(早いw)
50で終わらないかもしれませんが
心の中に残っている大事な記憶を
みなさんとシェアできたら嬉しいなと思います。

週末北欧部ショップ
フィンランド・ヘルシンキにまつわるマニアックなものを作っています。
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chika

フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。