【フィンランドのクリスマスvol.1】クリスマスツリーは森で刈る

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明日は遂に・・クリスマスイヴ!
今日から3日に分けて、
北欧のクリスマスの話を書きます(*^^*)

私が初めてフィンランドに行ったのは
ちょうど5年前の12月です。

誕生日が12月25日の
クリスマスということもあり、
昔からサンタクロースに尋常じゃない
憧れを抱いていたのですが
「サンタの住む国」フィンランドで
どうしてもクリスマスを過ごしたくて
1人で、12月丸々フィンランドへ。

その時には、初めて会った
フィンランド人の友人の実家で
ホームステイをしました。
※自己流ホームステイ先の探し方はコチラ

そこにはリアルな絵本のような
クリスマスの光景が広がっていました…

  • クリスマスツリーは刈りに行く
  • 数えきれないプレゼント
  • クリスマスもやっぱり酒とサウナ

まず・・・
クリスマスツリーを森に刈りに行く
という衝撃。

クリスマスの時期になると、
フィンランド・ヘルシンキの街中に
モミの木市場が出現!

大きさの異なる木から吟味して
お気に入りを選び購入し、持ち帰る。

ヘルシンキでは男性が
大きなモミの木を引きずりながら
道を歩く姿をよく見かけました。

ただ、ホームステイした家は
ヘルシンキから車で少しかかる
Lappeenrantaという街。

朝起きたら友人が
「クリスマスツリーを選びに行くよ」
と言うので、

ヘルシンキの街で見た様な
本物のモミ木(何ていうんだろうアレ)
を買いに行くのかな〜と思っていたら

モッコモコの重装備にノコギリを持って
「家の裏の森に見つけに行こう!」と・・

なんと・・フィンランド人は
クリスマスツリーを刈りに行くのか!!

と、すごく感動した記憶があります(笑)

一緒に森に入り、
「これは枝が少ない」
「これは葉にボリュームが無い」
「これは大き過ぎて部屋に入らない」
「これは雪の重さで曲がっているな…」
など、ピッタリの1本を見つけるまで
森の中をひたすら歩く。

「これだ!!」という運命の1本に
出会えたのは森に入って1時間後。
ちなみに気温は-20度・・!

けれど、満足のいく一本を見つけた時の
キラキラした満足げな笑顔に
私まで幸せな気分になってしまうのでした。
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こうして運び込まれたモミの木は、
雪を落とし、根元の枝を少し切り落とし
ツリー専用の固定台に取り付け
飾り付けを施してクリスマスツリーに!

落とし損ねた雪が溶けて、
しばらくは水が滴っていましたが
それもご愛嬌(*^^*)

素敵なツリーが揃って一安心。
明日は、フィンランド人に貰った
沢山のクリスマスプレゼントのお話です。

chika
About chika
フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。

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