【週末の独り言】「楽に生きるか、ハードに死ぬか」という決断をしました

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最近始めたロッククライミング。

最初はジムで練習をしたのですが、
その時にも「手を放したら“落下”する」
という絶体絶命の状態に
本気の恐怖を感じていたのですが…

(※安全にハーネスを付けているのですが
 それをイマイチ信用できなかった私は
 離す=落ちる=死ぬ
 という思考回路で登ってました…)

そしていざ、外に出て自然の岩山へ。
山の師匠が鬼畜過ぎて、初回の岩登りから
30mの絶壁をロープ1本で下ることに。

「いやいや、無理無理無理!
 だってこれ下見えないし、
 手離したら死んでしまうし、
 かといって下に着くまで
 自分一人で頑張るしかないし…
 焦って絶対に上手くできない。
 私本当に死ぬかも!!」

と、本当に足が動きませんでした。

引き返す事も出来たけれど、
その時に頭をよぎったのは
「楽に生きるか、ハードに死ぬか」

今ここで行かなかったら
結局「やり切れず」という後悔が残るし
また必ずここに戻ることになる。
逃げてしまう方が絶対に後を引く…

楽して挑戦せずに生きるなら、
挑戦してハードに死のう!

と、ハードな方を取って下りましたが
…この時は本当に死ぬかと思った。

※これも絶対に死なないように
 色々と仕組みがあるのですが
 信じていない私にとっては
 本当に死を覚悟した決断でした…。

でも「絶対に出来ない」と思っていたことも
「できた」時、本当に挑戦して良かった!
と思いました。

同時に「下ってみろ」と
まずは挑戦する場を設けた師匠たちも
すごいな・・と思います。

「信じて任せる」こと、
きっと私だったら初心者の後輩に
こんな事は怖くてさせられないと思う…!

でも、だからといって任せずにいたら、
いつまでも成長できず殻も破れない。

まずは「信じて任せてみる」。
その結果、早く成長できる。
思い返せば、今の仕事でも
そうやって育てられた気がする…。

あと同時に「予定調和では無い事」
を自分自身どこかで待ち望んでいて
予定調和を壊したい願望の強さを
最近改めて自覚しています。。

将来の見通しが全て分かっていたら
それは「人生=タスクをこなすこと」
になってしまう。

常に挑戦し続けて、自分の意思で
自分の人生の舵を切っている状態が
自分にとっては一番おもしろい事なんだな…

と、そんなサイクルに気づいた岩登り。

一歩間違うと死ぬ、というスポーツは
私に向いてないと思うので・・
これから続けるかは未知数ですが
良い経験をさせて頂きました◎

chika
About chika
フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、ついに2022年春に移住。モットーは「とりあえずやってみる」。好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。

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